Happy Farmer's Life

あなたらしく自由に生きるために農業というライフスタイルの提案

旅立ちからの発見:農業への興味

時は1995年。

私は地元で脳外科ナースとして忙しく過ごしていた。

夜勤の続くシフト、ホルモンバランスの乱れ、ストレスでイライラし、人間関係はボロボロだった。

 

英語の話せるナースになります!と宣言し、退職。

ニュージーランドにワーキングホリデー。

 

はじめての海外は長期一人旅。

楽しい旅になるはずだったのに、全然楽しくない。

英語力のない貧乏なアジア人にやさしくしてくれる人はいない。

日本という国から慣れてみて、守られた世界で生きていたことに気づいた。

そして仕事を見つけるはずだった都会を離れ、旅をしてから帰国する決心をした。

 

旅の途中、ワーキングホリデーをしている日本人にたくさん出会った。

傷心のわたしと違って、みんな楽しそう。

 

「何をしているの?」と聞いたら、

キウイのピッキング(収穫作業)をしているのだという。

農業ってそんなにおもしろいの?

そこではじめて農業に興味を持った。

 

わたしも農作業ができないか、近くで探したけれど、

「今は他の人が入ってるから」と断られ、あっさり断念。

 

旅を北島から南島に移動し、出会ったのは、

小さな観光地テカポ。

ミルキーブルーの湖、湖畔にはルピナスが満開。

大自然の美しさに感動し、

旅をやめて、仕事を見つけ、ここで半年間過ごすことにした。

 

ワーキングホリデーが終わるころにはニュージーランドが大好きになっていた。

でもずっと恋しかったのは日本。

日本のごはんが好き、マヨネーズも日本のがいい。

英語はわかるようになっていたけど、

会話をするときはニュアンスが通じる人がいい。

 

わたしは日本に帰り、東京とは言え自然が近くにある場所でナースに戻り、日常に戻った。